Don Basilio, o il finto Signor

ドン・バジリオ、または偽りの殿様

獅子の頭

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獅子の頭
A head of a lion

先日デスモスチルスの時にも書いたとおり、神保町ヴンダーカンマーの端の方で少しだけ頭蓋骨のシリーズを置かせていただいています。

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初日に折角だから新作をと思い、それなら今回準備したくてできなかった食肉目をということでチャレンジしてみました。
来店された方とお話ししつつというのもあり、2週間取り組んで完成しなかったお題目ということもあり、ライヴで作っていますというのにはあまりにも時間がかかりましたが、最終的には5時間ほどかけて漸く上の写真の形に纏まりました。
いやしかし形になってよかった^^;

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とはいえもう少しきちんと作り直したい気持ちはありましたので、この時にできたものをベースに何度か作って調整。
歯の作りでかなり悩みはしつつも、ひとまずは形になったかなというところ。

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鼻孔とかは結構どうしたらいいかわかるようになってきたのですが、毎度毎度眼窩でかなり悩みます。
デスモである程度方針を掴めたのですが、それでもここをまとめるのに一番時間がかかりました^^;

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顎の筋肉がつくあたりは作っていて楽しいです(笑)

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前からのフォルムはもう少し横に膨らましたいなあ、とも。
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束柱の頭

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束柱の頭
A skull of a desmostylus

先日から作っている哺乳類の頭シリーズ、5つ目は絶滅した奇獣デスモスチルスです。

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以前全身の復元を作ってみましたが、そのころからいつかこいつは骨を作ってみたいと思っていました。
というのも彼らの持つ多くの奇妙な特徴の中でも最も謎めいているのが、その歯だからです。

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多くの哺乳類がかなり凸凹した歯を持っているのにもかかわらず、彼らの歯はつるつるしていて円柱を束ねたような姿(古生物に詳しい人の間では「のり巻き束ねたような」という定番フレーズがありますが、ふつうのり巻きなんざ束ねませんよねw)。
デスモスチルスという学名もそこに由来しています。

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とはいえ口の奥まった位置にある歯を全身復元で折りだすのはあまり意味がないと言いますか、見えるはずがないものを見せてもなあというところがありまして、作るなら歯なり頭の骨なりというものにしたかった訳です。
この歯は束ねられたのり巻き数本分で1本の歯になるので、この頭についているのは1本分の歯というイメージです。本来ならもう何本か生えていますし頭に対する歯のサイズも大きいのですが、私の技量による部分が半分と、たくさん歯を作ると却ってこの歯の印象が薄れそうな気がしたので、このような形にしてみました。
まあ化石の場合往々にして歯が抜けてることもありますしね。

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実はかなり滑り込みでこれは昨日の夜できたのですが、明日から始まる神保町ヴンダーカンマーに出品します。
ヒトゾウウシウマも併せて展示します(販売はありません)。
また、7/29&30には所属している博物倶楽部で大人向きのワークショップを行いますので、こちらもぜひお立ち寄りください!
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馬の頭

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馬の頭
A skull of a horse

に続き頭蓋骨のシリーズ。
今回は奇蹄類代表ということで、ウマの頭を作ってみました。

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本当は食肉類を作りたかったんですがこれがどうにもこうにもうまくいかず、続いて私がいちばん好きな頭蓋骨であるカバにチャレンジしてみてなんとなく形になりはしたものの、納得いくものにならずこちらもボツに。
カバの途中でウマの方針が見えたのでこちらを仕上げてみました。

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こうして作ってみると偶蹄と奇蹄ではかなり頭の骨が違うなあと勉強になりました。

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夏までにもうひとつぐらい形にしたいなあと思っています。
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牛の頭

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牛の頭
A skull of an ox

象の頭に続き牛の頭です。
今回も特にウシ科のどの生き物のというところには敢えて深入りせず、ざっくりとした牛の頭蓋骨のイメージをもとに作っています(強いて言えばオーロックスでしょうか)。

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髑髏や象の頭のときと似たような方針では作っているものの、これだけ顔の長さが違うと新たに考える点もいろいろ。
象の頭を上下逆さにするところからスタートしました。

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歯で苦労するかなとは思っていたものの、むしろしんどかったのは眼窩。形、位置ともにこれだ!というところになかなか行かず、かなり悩みました。

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次は肉食の生き物がいけたらなと思いつつ、まだ何も考えてません(笑)
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象の頭

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象の頭
A skull of an elephant

髑髏でヒトの頭蓋骨を作りましたが、これをいじっているときに象もいけそうな気がして作ってみたもの。
特にどの種かというところは念頭に置いてはいませんが、牙などふんわりとマンモスのイメージで作っています。

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有名な話ですが、その昔化石と言うものがよくわかっていなかったころ、化石象の頭蓋骨は人々のさまざまなイマジネーションの引き金になったそうです。その中に「一つ目巨人の頭蓋骨」と言うものがありますが、確かに何も知識なく象の頭蓋骨を見ているとどこかヒトの頭を思わせるところがあり、本作ができたのもむべなるものかもしれません。
とは言えその頭の骨の作りは当然ヒトとは異なります。「一つ目」の由来となった鼻孔部分はヒトでは開いていない穴ですし、長い牙もヒトにはないわけです。

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とりわけ折角ならと思って拘ってみたのが歯です。
博物館などで是非一度ご覧になっていただければと思うのですがゾウの歯はかなり特殊化が進んでいて、一見すると洗濯板か何かのようです。これが作れればかなりそれっぽくなるなと思い、そこまで見える部分ではないのですが作ってみたつもりです(ちなみにこの歯が一生のうちに順に生え変わる仕組みも実に面白いです)。

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この頭蓋骨シリーズは思いのほかいろいろ作れそうなので、ちょっとシリーズ化してみようかと思っているところです。新作もありますが、また後日^^
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