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Don Basilio, o il finto Signor

ドン・バジリオ、または偽りの殿様

象の肖像

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象の肖像
A portrait of Elephant

に続き、旧作の象の頭をもとにして作ってみました。体裁やサイズはほぼ同じ。不切正方形2枚を使い、片方頭蓋骨、もう片方が下顎骨になっています。下顎骨は頭蓋骨の1/4のサイズの紙で作ったのですがちょっと小さかったかな。。。
これでいろいろな動物の頭骨をたくさん作ってみようと思ってみています。

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旧作は全体の雰囲気は兎も角、眼窩や顎の筋肉がつくあたりがかなりいい加減だったので、今回はきちんと作ろうと思っていた矢先、大哺乳類展が開催されるというので実物を見ながら写真を撮りながらイメージをまとめていくことに。今回手を入れたかった眼窩から噛む筋肉がつくあたりは意外とすんなりまとまったのですが最終的なバランスがうまく取れず、結構頭を抱えました^^;

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今回は牙の立体感をしっかりと出したいと思い、比較的長く取ってある紙を巻きながら形にするという方法を取ってみました。あまり試したことがないことだったので、ここが一番悪戦苦闘したかもしれません。左の牙で練習していけるかと思ったら、右で相当てこずりました……左右対称に同じことをするのは難しいですね(苦笑)

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アフリカゾウを念頭において作ってきたんですが……最後の仕上げで何となくアジアゾウのようになってしまったような^^;同じようなパーツを持っているのでそのバランスを最終的に修正するというのはやはり難しいなと改めて(ヒトの頭蓋骨を作ったときにも思ったのでした)。

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下顎はパーツが少ないのでかえって難しいかもしれないと思ったのですが、実物をじっくり観る機会が得られたお陰か割と苦労しませんでした。
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猪の肖像

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猪の肖像
A portrait of Boar

お正月にイノシシの頭蓋骨を作ったところですが、後日博物館で実物を改めて見て特に頭の後ろの方を直さなければと思っていました。
また下顎を作った点は非常に評判が良かったので、折角ならもう少し紙にこだわって色々作ってみようという気になって紙の温度さんで気に入った紙をまとめて仕入れてもいました。

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骨の艶かしい美しさを表すのにはやはり白がいいし、少し光沢があった方がいいと考えていたところ、素敵な柄のホイル紙があったので背景をこの紙に決定。背景に負けない光沢感のある紙を選びました。結果的にやや硬い紙ではあったのですが、しっかりした紙なのできっちり形が決まるのと、ボンドの付きも良かったので仕上げもしやすく、非常に良かったです。
ネットでもう少し買いためておこうかなとも思っています。

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ただその魅力ある光沢のお陰で写真に撮ると細部が飛んでしまって困った困った^^;
もう少し明るくしてシャープに撮りたいんだけど白飛びしちゃうんですよね。。。
この写真もボケてますが、直したかった正面からの見え方を修正できたのは伝わるかなと。

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前回は頭蓋骨と下顎を同じ大きさの紙で作ったのですが、よりリアルなバランスにするために試作を重ねました。
結果として辺の長さにして5cm程度大きい紙で下顎を作っています。

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また噛む筋肉のつく下顎の重量感をあげたかったのもなんとか修正できたかなと思っています。
これでもまだ結構寸詰まりなんですけどね。。。

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滄龍図

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滄龍図
Sōryū-zu (Mosasaurus hoffmannii)

blog主は博物倶楽部というボランティア団体で科学をテーマにしたワークショップをしていますが、その中できしわだ自然資料館さんと協力して作った「折り紙モササウルス」という企画があります。
ここで作っているモササウルスをもう少しリアルに形にしたいとはずっと思っていたのですが、漸く。

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ワークショップでは甘口、中辛、辛口の3種類を用意しているのですが、こちらはそれよりももう一段階厄介^^;
頭のサイズを調整するために全身のバランスをいじっているので、最初の寸法を取るところがしんどい。。。
目はインサイドアウトにしてあります。

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もう一つのテーマは遠近法。
こうして折ったものを紙に貼るとどうしても画面の中の遠近感が出しづらく、どうにかならないかなと思っています。サイズ違いのものを並べて貼っただけでは単純に大きいのと小さいのが並んでるようにしか見え図、親子で作ったの?と訊かれるのが関の山です。また背景として月や山といったものがぼんやり描きこまれた日本画のような味わいが出したいという思いもあります。
今回は糊が透過するぐらい薄い紙を重ねることで遠くにいる個体と近くにいる個体を表現しようとしてみました。ただ、白という色が予想以上にきつく、奥のものがかなりぼけてしまいました。水中の視界の悪さがある意味では出たのですが、ちょっと使う紙の色を調整したり、重ねる紙を染めたりしないと思ったような効果は出づらいかも。。。実験としては面白かったですが、改良が必要そうです。
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猪の頭/亥

イノシシ頭骨-1

猪の頭
A skull of boar

この年末は忙しすぎて年賀状を断念。
とはいえ年賀状そのものは来るし、今年の干支のイノシシはモチーフとしては好きだしということで折角だからとお正月はちみちみ創作していました。

イノシシ頭骨2-1

この時期は干支の折り紙はどうしたって増えるので普通に作ってもいいんだけど、どうせならちょっと違うものをということで本当に久々に頭蓋骨シリーズ。16等分ベースでやったはず......と2年前の記憶を頼りに折ってみると意外とすっとまとまりました。

イノシシ頭骨3
イノシシ頭骨4

一応噛み合わせはそれなりに気にしていて、上顎と下顎の犬歯は組合わさるような位置にしています。

イノシシ頭蓋

ばらすとこんな感じ。このシリーズはこれまで頭蓋だけだったし、当初これで行くつもりだったんですが、妻の実家でお披露目したところ下顎も是非ということで改めて作り増したのでした。

イノシシ下顎

紙が足りなくなってしまって後ろがちゃちい(^-^;
頭蓋との関係からいけば本当はひとまわり大きい紙の方がベターかも。

亥-1


INOSHISHI (Sus scrofa)

もちろん年賀メール用に普通のも作りました(笑)
が、久々の創作で圧倒的に苦戦したのは実はこっち。
元旦に作ったものが気に食わず、結局作り直してこちらの形に。

亥-3

面構えはかなり気に入っています。

亥-2

地味なこだわりとしては副蹄の折り出し。ここをきちんと作るとだいぶ偶蹄類らしくなります。
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蕈三題

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蕈三題
Three kinds of Mushrooms

ひょんなことから今年、科博筑波植物園で開催されるきのこ展に折り紙を出すことになりました。

いずれも旧作の焼き直しです。
本当は完全新作を用意したいとも思っていたのですが、思いの外忙しかったことに加えて「これを入れて欲しい」というご要望の3点を作ったところでバランスがとてもよかったので、この3つに絞ることに。

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ベニテングタケ。
いわゆる“妖精の輪”のイメージ。

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キヌガサタケ。
竹林に生えることもあるということで、こういう背景に。

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ヤグラタケ。
キヌガサタケもそうですが、全く別の性格の紙を張り合わせて正方形を作って追っています。
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