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Don Basilio, o il finto Signor

ドン・バジリオ、または偽りの殿様

Desmostylus

長く作りたいとあっためていたものを。

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デスモスチルス
Desmostylus sp.

最も謎の多く奇妙な哺乳類であるとともに、日本を代表する古生物です。
古脊椎好きな日本人としてはどうしても作りたかったものの、兎に角謎が多くて姿勢ひとつ満足に定まらないため、どういう復元を参考にしようかということから悩んでしまう。そういう存在でした。

そんな中で新聞でも報道されましたが、林昭次さん(現・大阪市立自然史博物館学芸員)を中心とした日本とドイツの研究チームの論文により、基本的に水中を活発に泳ぎ回る生き物であったということが示されました(同じグループの別の仲間や現生の水生哺乳類との骨の密度の比較から。また折を見てご紹介できればと思いますが、今回は詳しくはこちら。)

と言う訳で水生哺乳類としての復元を参考に作ったのが今回の作品。
ですので、話題に上がることの多い前肢は「腕立て伏せ」スタイルではなく「前ならえ」スタイルになっています。

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後肢はいずれの復元でも蟹股となっているので、ここでもそうしました。
また、今回のどのカットでもわかりづらくなってしまっていますが、足は小指の方が長くなるような形を意識しています。

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時にはこのように水から目鼻を出して呼吸することもあったかも。
顔自体はかはくにおいてあるDesmostylus japonicusとされる頭蓋を参考にしましたが、彼らの種のレベルの区別はもめているようなので、特定の種ではなくsp.(「~~の1種」ということ)として作りました。
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