Don Basilio, o il finto Signor

ドン・バジリオ、または偽りの殿様

毒の王

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毒の王
Nidoking

リザードン、フシギバナ、カメックスを作って結構楽しかったのと、ちょっと別のものを作っている最中に思いついてしまったのとでニドキングを作ってみました^^
世間的な人気はどうか知りませんが、個人的にはこいつは好き。「あく」タイプ登場前の世代である私にとって、悪役ポケモンと言えばサカキの持っているニドキングのイメージ(や、もちろん他のポケモンも持ってるんだけど)。悪の魅力と言うか、カッコいいんですよねまたデザインが。

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如何にも怪獣らしいフォルムだということもあって、旧作のゴジラとかなり似た構造になっています。
ゴジラに較べると頭がかなり派手なデザインなので、そちらにより紙を割いています。牙も作ってあるんですが、ちょっと見づらいかな?^^;

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「ながい しっぽ」への言及がずかんにはかなりあった覚えがあるので、尻尾は長め。
背中がちょっと割れすぎかなあと思わなくもない。

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前足がごついイメージもあったのでこちらもちょっと意識して立派に。
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薔薇

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薔薇
Roses

あんまりこういう話はここではしないことにしていますが、4月から忙しくなることがわかりました。
ここでの更新も減るかとは思いますが、ちょっとずつでも何か書いていければと思っています。

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今回は相方へのプレゼントとして作った新作です。
薔薇はテーマとしては難しい一方で魅力的でもあるため作例も多く、オリジナルで納得いくものができるかどうか正直自信はなかったのですが、ここは頑張りどころということで何とかひとつの形に落とし込むことができました。

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花を個別に取りだすとこんな感じ。
Webで作例を検索すると、紙全体を捩じって薔薇の複雑な造形を表現しているものが多く、どちらかと言うと花弁を1枚1枚作っているものは少なそうだったので、こちらの方針を取りました。ベースとしては福寿フシギバナで使ったのと同じもので、旧作で並んでいた花弁の並びを1方向によじりながら造形しています。

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日本画風に仕上げても良かったのですが、今回はベーシックに花束を作ってみることに。薔薇の花は6輪使っていますが、纏め方がなんとなくわかったので、今度はもっと個数を増やしてみようと思っています。
葉は花と同じベースのものを少し大きな紙で作っていて、こちらは1枚折り。葉そのものよりも花をつける部分に紙を割いています。

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上から観るとこんな感じ。
花屋さんでもっといろいろ研究してみようと思っているところです。
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黒松

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黒松
Kuromatsu

櫻枝菖蒲紅葉福寿と1年を巡ってきましたが、これらはそれぞれがその季節に美しさを魅せる、季節の象徴として作ってきました。
これらの締めくくりとして、1年を通して美しい緑色の葉を落とさない黒松でこのシリーズを一旦は締めくくることにしました。

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「一旦は」と書いたのは、これらの連作を習作として、今後大作に挑みたいと思っているからです。四季という主題はなんだかんだ言っても魅力がありますし、大きな画面でこそ表現できることがあるように思うのです。
とはいえ、何処に置くんだよ問題はあるのですが……(^^;

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櫻枝でも紅葉でも、樹木を表現するのにはそれなりの枚数(数十枚単位)を使ってましたが、ここで松の姿に使った紙は7枚。これまでの作品とは異なり、葉の部分と枝の部分は別の紙ではなくインサイドアウトです。
葉を1枚1枚折りださなくても木に見えるかどうかはちょっと冒険だったのですが、結果的には悪くないんじゃないかと思っています。

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今回一番表現したかった、というか実はこの日本がシリーズを始めたときからいちばんやってみたかったのは、この松の樹皮です。
日本庭園などで松を観るたびに、あのごつごつとした鱗のような重厚な樹皮に魅力を感じていたのですが、それを実現する形と、葉とどのような関係にするかで悩んでいました。悩んだ甲斐があって、単純ながらも納得いく形で仕上げられたかなと思っています。

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また、葉についても思った以上に松らしさが出せたように思っています。
あとは樹形。これは今回はこういった形にしましたが、まだまだ研究しがいがあります。盆栽やなんかもっと観ないとなあ、と考えている次第。
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癸亥図

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癸亥図
Kigai-zu

私事ですが、先月に祖母が他界しました。
子どものころから随分可愛がってもらっていただけに哀しみの気持ちはとても強くて、いまもゆっくりと消化している一方、一族の中でもいちばん長生きをしたあのひとが、厳しい人生を通り抜けた末に安らかな表情で眠りにつけたことは本当に良かったと思っています。
そんな気持ちを反芻しながら、形にしてみました。

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訃報を受けて、祖母に最後に持って行ってもらいたいと思い、干支にちなんで猪を新作しました。
そのときに作ったものは、いまは祖母と共に眠りについてます。

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猪そのものは何度かその年の干支として作ったこともあったのですが、今回は旧作をベースに新たに蹄を折り込みました。このお蔭で牙を2本折りだすことができたのは大きな収穫で、これまで作ったものの中でも出来の良い部類に入ると思います。
それもあって、折角ならきちんともう一度形にしたいと思った次第です。

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背景は色々と考えたのですが、花が好きでしたから華やかな春の野をバックに持ってきてみました。

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ポーズは最初に作ったものから大きく実は変えていて、頭を上に持ち上げて楽しげに進んでいる感じにしています。
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最初の選択 ~ほのお、くさ、みず~

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最初の選択 ~ほのお、くさ、みず~
The first choice -- Chalizard, Venusaur, Blastoise --

先日ポケモン20周年を記念して、リザードンを作ったところ結構な反響がありました。言わば企画ものとして作ったものなので自分としては普段の作風とちょっと違うものという認識なのですが、既にして代表作になってしまった感があり、ちょっとびっくりしている次第です^^;

柳の下に何匹も泥鰌はいないと思いながらも、折角なのでフシギバナとカメックスも作ってみました^^

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私は植物物は苦手だったので、当初いちばん時間がかかりそうだなと思っていたのはフシギバナでした。
ので、逆に言えばフシギバナからやっつけちゃえばどうにかなるかな?と考え、まずこちらに手をつけました。

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直前に福寿を作っていたので、こいつから作れるかなとおもってみたら、意外なほどしゅっとできました!花の部分はどうにかなるだろうとして、あのふてぶてしいお顔がうまくできるかは結構心配していたのですが、これがあっさりできてしまったので、ちょっと拍子抜けしたぐらいです。

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とはいえ、課題もあります。
背中の植物とどっしりとした頭と手足に紙をかなり割いた結果、あのでっぷりしたおなかは再現できていません。上から、斜め上から見る分にはいいのですが……^^;本当はあれが作れたら素敵だと思うのですが。

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で、調子に乗って「次はカメックス!」と思ったらこれができないできない^^;
この3作で一番の大難産でございました;;;

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考えてみたらそもそも厄介なテーマなんですよ。
亀ってそもそも甲羅に膨らみを持たせて作りたい生き物である一方、こいつって下手に直立歩行をしているもんだから、背中もおなかもふっくらした感じを出したい……ってことは背開きも腹開きも避けたい、でも中に空間のある丸っこい感じに仕上げたいってこれはできるのか?!と。

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しかもカメックスをカメックスたらしめている背中のキャノン。これがまた厄介。
当たり前ですが方にキャノンしょってる生き物なんていないわけで、これをどっから出そうと。しかもこのキャノンもできれば筒形にしたい……自分の中での要求はリザードンとフシギバナで既にかなり上がってましたから、どんどん首を絞めることにww

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最終的には前からの見た目を重視して、背割れになってしまっていますし、折りだけでは止まらないポイントをあちこち接着剤で固定しながら漸くこの形で纏まった次第です。だから折り紙としては課題がかなりあるものになってしまっているのは確かだと思います。
でも、出来が悪いけど手をかけた子はかわいいものなのです笑。
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