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Don Basilio, o il finto Signor

ドン・バジリオ、または偽りの殿様

牛の頭

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牛の頭
A skull of an ox

象の頭に続き牛の頭です。
今回も特にウシ科のどの生き物のというところには敢えて深入りせず、ざっくりとした牛の頭蓋骨のイメージをもとに作っています(強いて言えばオーロックスでしょうか)。

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髑髏や象の頭のときと似たような方針では作っているものの、これだけ顔の長さが違うと新たに考える点もいろいろ。
象の頭を上下逆さにするところからスタートしました。

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歯で苦労するかなとは思っていたものの、むしろしんどかったのは眼窩。形、位置ともにこれだ!というところになかなか行かず、かなり悩みました。

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次は肉食の生き物がいけたらなと思いつつ、まだ何も考えてません(笑)
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象の頭

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象の頭
A skull of an elephant

髑髏でヒトの頭蓋骨を作りましたが、これをいじっているときに象もいけそうな気がして作ってみたもの。
特にどの種かというところは念頭に置いてはいませんが、牙などふんわりとマンモスのイメージで作っています。

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有名な話ですが、その昔化石と言うものがよくわかっていなかったころ、化石象の頭蓋骨は人々のさまざまなイマジネーションの引き金になったそうです。その中に「一つ目巨人の頭蓋骨」と言うものがありますが、確かに何も知識なく象の頭蓋骨を見ているとどこかヒトの頭を思わせるところがあり、本作ができたのもむべなるものかもしれません。
とは言えその頭の骨の作りは当然ヒトとは異なります。「一つ目」の由来となった鼻孔部分はヒトでは開いていない穴ですし、長い牙もヒトにはないわけです。

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とりわけ折角ならと思って拘ってみたのが歯です。
博物館などで是非一度ご覧になっていただければと思うのですがゾウの歯はかなり特殊化が進んでいて、一見すると洗濯板か何かのようです。これが作れればかなりそれっぽくなるなと思い、そこまで見える部分ではないのですが作ってみたつもりです(ちなみにこの歯が一生のうちに順に生え変わる仕組みも実に面白いです)。

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この頭蓋骨シリーズは思いのほかいろいろ作れそうなので、ちょっとシリーズ化してみようかと思っているところです。新作もありますが、また後日^^
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