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Don Basilio, o il finto Signor

ドン・バジリオ、または偽りの殿様

Coelacanth

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シーラカンス
Coelacanth

博物倶楽部でワークショップを行うため今年も神保町ヴンダーカンマーに出展しました。
そこで展示されていた小田さんのシーラカンスがあまりに素晴らしく、自分も作品にしてみようと思った次第です。

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シーラカンス、実は昔も作ったことがあったので、なんとなくどうにかなるだろうと軽い気持ちで始めたのですが、これが全くまとまらず悪戦苦闘。ヴンダーカンマーの会期中には形にできればと思ったものの結局間に合いませんでした。
自分は飽きっぽいので比較的安易に完成にしてしまうか、そもそも構想を投げてしまうのですが、どうもこいつはいい形に仕上げたくて、珍しく1ヶ月近く試作を重ねて漸くこの形に。頭から第1背鰭までが比較的早く気にいる形のできたので、なんとか粘れたというところです。

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苦労したのは第2背鰭と臀鰭。どちらも同じような位置から同じような長さ・形のヒレが出ているのですが、これがどうも思うようなバランスにならない。魚をよく作る方はこれをいつもやっているのかと思うと正直頭が下がります。これらの折り出し方の目星がある程度ついた時点でとりあえず形の上では下半身もまとまりました。

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あとはその前に試作していた上半身とドッキングするだけと思っていたのですが、これがまたいいバランスにならない(^^;
折り方の上でうまく整合性がついてもやたら身体が長くなってしまったり、うまく臀鰭が折り出せなくなってしまったりと、手札は揃っているのにあがれない苦しい闘いが続きました。。。

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ただ、最終的には苦しんだ甲斐あってプロポーションは気に入っています。鱗の折り出しなど技巧的なところでは及ばないものの、シルエットとしては今の自分のできる範囲ではやりきったかな、と。ひさびさに本当に楽しんで作れたように思います。
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