Don Basilio, o il finto Signor

ドン・バジリオ、または偽りの殿様

折鶴 "Oridzurusaurus japonicus"

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折鶴
"Oridzurusarus japonicus"

日本人なら誰もが知っている折鶴。
江戸の昔から知られている伝承折り紙の定番中の定番ですが、よく見るとこの作品の造形は謎に満ちて神秘的です。少なくとも私たちがよく知っているタンチョウやマナヅルのような鶴の姿には見えません。頸にはまるで柔軟性はまるでないですし、長い脚もない。背中は不自然に三角形に出っ張っていますし、翼も幾何学的です。最も不思議なのは後ろに伸びた長い突起で、これはいったいなんなんだろうと^^;

つい最近、この折鶴に大変よく似た姿の鳥に近い恐竜の化石が日本で発見され、これが実は折鶴のモデルだったのではないかと話題を呼んでいますが、それが下の写真です。

Oridzurusaurus.png


奇蹟的に全身のほぼすべての化石が見つかっており、生体復元も試みられています(写真右下)。
この化石は東京東部の大宇層から、日本のバカ田大学の洞尾福太郎、波国Usankusai大学のO.Usotzkyらによって発見され、その姿かたちから仮に"Oridzurusaurus japonicus"と呼ばれています(正式な記載はまだ)。ちなみにバカ田大学は、バカボンのパパが出たことでも有名な日本の私立大学ですね。

よく観察すると全身のすべての骨が、あたかも折鶴のような骨でできていて、非常に興味深いです^^

というか、全部折鶴ですね。人をバカにしていますね。

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2つの折鶴でできている頭の骨は一見するとエドモントサウルスなどのカモハシ竜に非常に良く似ています。身体の他の部分は鳥型恐竜に似ているため、これが収斂なのか他の生き物の化石の混入なのか、それとも製作者のやっつけなのかは議論が出そうなところです。

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奇妙なことに頸椎も尾椎も全く同じ形をしています。まるで千羽鶴みたいですね。

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胴体の椎骨が異様に少ないので身体の柔軟性はほぼ皆無に等しそうです。
棘突起が非常に長いため、生体復元では背中に三角形の帆を張ったかたちになっています。これまで背中に帆を張った恐竜は、スピノサウルスやオウラノサウルス、アマルガサウルスアクロカントサウルス(これが最も重要!)など鳥からは遠い種ばかりなので、帆の使い方について一悶着があるかもわかりません。

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そこまで鳥に近そうにも見えないにもかかわらず、骨盤と腰椎はだいぶ癒合が進んでいるようです。全身折鶴で作ることに無理が生じてきている部分なのでしょう。

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ここにこんな感じで脚が入ります。
第1指と思しき指が反対側を向いており、始祖鳥より鳥に近い生き物ということが言えそうです。ただ、冷静に考えると第1指の位置がおかしいような気がしますが、そこはまあ大目に見てください。

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胸の骨を見ると竜骨突起が発達しておらず、羽ばたきは苦手だったものと思われます。
しかし、鎖骨でカモフラージュしているつもりになっていますが、胸の骨と肩の骨を合わせて殆ど完全に折鶴で、ネタ切れの文字が目に浮かぶようです。

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身体に対してかなり前肢が長いので結構飛べたような気もしてきますが、同様に頸も尻尾も長いのでやっぱり飛ぶのは得意ではなさそうな気もします。

なおこの全身骨格については、2013年11月2日に東京・浅草橋で開催されるなまけっとで世界初公開となる予定だそうですので、関心のある方は要チェックです。





…わかると思うけど、冗談だよ?w
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コメント

見事♪
2013-08-31 Sat 01:01 | URL | 銀狐 [ 編集 ]
ありがとさん^^
2013-09-01 Sun 21:38 | URL | Basilio [ 編集 ]

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