Don Basilio, o il finto Signor

ドン・バジリオ、または偽りの殿様

角竜変奏曲 Dodici Variazioni "Ceratopsidae"

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角竜変奏曲
Dodizi Variazioni "Ceratopsidae"

こちらもなまけっとにて展示する予定の作品群。角竜の中でもケラトプス科に分類される生き物を、同じ基本形から12のパターンで作っています。

いろいろなかたちがありますが、基本のパーツは一緒。これって実は結構な制限で、後半は難産のものもありました。。。とはいえ、形を変えたのはほぼ頭だけなので、頭さえ決まっちまえば、というところではあります。そんなわけでケラトプス科の進化そのものが結局は頭の“変奏”なのだな~と思ったりしました。

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No.1 トリケラトプス Triceratops prorsus
最初はやはりこいつですかね^^最も有名な角竜です。3本角が特徴で、名前の意味もそこから。ただ実はグループの中では変わり種な点もあり、例えば他の角竜では襟飾りに穴が開いていますがこいつには基本的に開いていません。ただ、まだ議論になっていますが、トロサウルスと呼ばれていた襟飾りに穴が開いている恐竜は実は年を経たトリケラトプスだという説もあります。

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No.2 エウセントロサウルス Eucentrosaurus apertus
セントロサウルスCentrosaurusとも。同じ名前のトカゲがいたとか、ケントロサウルスという名前のステゴサウルスの仲間がいるとかで、区別するためにエウ(羅語:真の)をつける場合も。ちなみにトカゲの方は名前が変わったので今はエウセントロサウルスもセントロサウルスも有効名と言う訳のわからん状態になっています。

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No.3 スティラコサウルス Styracosaurus albertensis
刺だらけの襟飾りを持っていることからスパイクの竜という意味の名前。有名で好きな恐竜ながら日本に来ない…見てみたい恐竜のひとつ。ちなみに今回の作品群の中で一番最初にできたのがこいつで、結構思い入れがあります^^

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No.4 エイニオサウルス Einiosaurus procurvicornis
鼻の上の角が前に曲がっているのが特徴。何故こんな角になったのかは謎というお決まりのパターンですww畸形ではないかという説もあるようですが…襟飾りもちょっと変わっているのでどうなんでしょうかね。

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No.5 アケロウサウルス Achelousaurus horneri
鼻の上の角が、溶けたアイスクリームのような台座形に変わってしまっている角竜。何でまたこうなったかは謎。「アケロウ」とは変身が得意な河の神様の名前。

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No.6 パキリノサウルス Pachyrhinosaurus canadensis
アケロウサウルスで起きていた角の台座化が更に進んでいます。この台座の上にはサイのように骨ではない角が生えていたのではないかと言う説があり、その説に則って作ってみました。かなり多くの個体が見つかっているそうで、群れで渡りをしたとも言われています。

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No.7 コスモケラトプス Kosmoceratops richardsoni
比較的最近発見された角竜で、最も角の数が多かったと言われています。襟飾りは角だらけ。と言っても恐らくはディスプレイの意味合いが強かったのではないかと思います。なお、この角を折りだすためこいつだけ一回り小さくなっています。

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No.8 ペンタケラトプス Pentaceratops sternbergii
5本角の顔という意味で、横に突き出した頬骨を角と勘違いして(或いは見立てて?)名前がついたとか。結構有名でかっちょいい全身骨格があります。角竜の中でもかなり大型な部類に含まれ、トリケラトプスに次いで大きいと言われています。

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No.9 ディアブロケラトプス Diabloceratops eatoni
これも比較的最近見つかった角竜で、襟飾りから2本の長い角が伸びています。これを悪魔に見立てて名前がつきました(「ディアブロ」は「悪魔」の意)。

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No.10 アンキケラトプス Anchiceratops ornatus
襟飾りが華やかなので有名な恐竜で、種名も華麗なornateという単語に由来しています。この棘の多い襟飾りを折り出すのには苦労しました^^; かなり完全な全身骨格が出ているようです。

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No.11 ナストケラトプス Nasutoceratops titusi
以前この記事でとりあげましたが今年名前のついた非常に新しい角竜。バッファローのように捩れた角と大きな鼻が特徴です。どちらも性的なアピールに使われたと考えられているようです。

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No.12 カスモサウルス Chasmosaurus belli
長い襟飾りを持っている角竜の中では比較的古いタイプ。襟飾りにはかなり大きな穴が開いており、それが名前の由来です(chasmo=穴の開いた)これは頭の軽量化だったのではないかと言われています。
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