Don Basilio, o il finto Signor

ドン・バジリオ、または偽りの殿様

かはくの展示から・恐竜展特別編~第3回/デイノケイルス

このblogは国立科学博物館の公式見解ではなくファンの個人ページですので、その点についてはご留意ください。

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デイノケイルス
Deinocheirus mirificus
特別展

131101_1931~03

特別編第3回にしていきなりですが今回の本丸のひとつとも言える展示です!!こんなものが東京に来るとは!!!
以前こちらで作品を紹介しましたが、40年に亘り巨大な腕のみが発見されていた謎の恐竜です。
肩の骨だけで1.2m、二の腕の骨だけで0.9m、腕全体では2.5mにもなるという化け物(笑)

ごくごく最近北大の小林先生のグループもタルボサウルスの歯型がついたと考えられる身体の骨と言う大きな発見をしていますし、今年のSVPでは李先生らのグループが本体部分の化石を発見し、想像以上の異様な姿であったという報告があったという話もあります。

131101_1932~02

そんな恐竜・古生物ファン垂涎の生きもののホロタイプが今回は展示されているのです!!!
ホロタイプ?なにそれ?と思われる方もいらっしゃいますが、これは要するに新種として名前をつける根拠となる標本のこと。つまりまさにこの化石に対して新しい名前をつけたということです。当然実物化石です(笑)更に言えば新たな発見があった時には、この化石がその生き物かどうかを判断する基準になるのです。
デイノケイルスについて言えば、40年近く他の発見がなかった訳ですから、その間世界唯一の標本として知られていたもの!世界中の恐竜ファンが「本の世界では知っているけれども実物なんてみることはできない」と思っていた、まさにその標本を、今、東京で観ることができるのです!

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現在モンゴルでは化石の酷い盗掘が後を絶たず、化石の持ち出しが規制されようとしています。
そういう意味で、今後例えば恐竜展などで復元全身骨格が登場することはあっても、この標本を東京で観ることは恐らくできないと思われます。この機会を是非お見逃しなく!
同時に盗掘の惨たらしい現状があるということについてもちょっと頭の片隅に置いていただければ。

兎に角素晴らしい標本です!是非ぜひ足をお運びください!

<参考>
・「大恐竜展 ゴビ砂漠の脅威」図録/国立科学博物館/2013
・大人の恐竜大図鑑/土屋健著/洋泉社/2013
・ナショナルジオグラフィックニュース
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20131106002&expand
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