Don Basilio, o il finto Signor

ドン・バジリオ、または偽りの殿様

かはくの展示から・恐竜展特別編~第6回/ガリミムス

このblogは国立科学博物館の公式見解ではなくファンの個人ページですので、その点についてはご留意ください。

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ガリミムス
Gallimimus bullatus
特別展

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今回の特別展ではタルボサウルスなど大きな恐竜に隠れてややひっそりと展示されている感もありますが、恐竜にちょっとでも興味のある人ならば、必ず名前は目にしたことのある超有名恐竜。しかもホロタイプです!

『ジュラシック・パーク』の最初の作品で、ティラノサウルスに追われてものすごいスピードで走っていた恐竜と言えば思い出される方もいるかもしれません。
ダチョウのような姿で速く走ったと言われている恐竜オルニトミムスの仲間です。ちなみに前出のデイノケイルスもこの仲間と考えられており、ガリミムスをスケールにその巨大さを想像できるのでは^^
ちなみにオルニトミムスの仲間は、慣例として名前にみな「ミムス mimus 」という語がつきます。これは英語のmimicと一緒で、「もどき」という意味。オルニトミムスの場合「トリもどき」という意味(英語で鳥類学はornithology)です。ガリミムスの場合「ガルス gallus」というのがニワトリという意味で、「ニワトリもどき」となります。このgallusという語は「ガリア Gallia」、即ち現在の仏国にも繋がり、仏国の象徴がニワトリとされることと恐らく関係があるのでしょう。
ま、正直似てないけどwww

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ちょっとこの写真だとわかりづらいですが、この仲間では異例の大きさです。
もちろんデイノケイルスという化け物もいる訳ですが、映り込んでいるサウロロフスのしっぽに対してこのサイズですから、いかに大きいかというところ。これは是非会場でご覧になってください。

プロポーションとして面白いのは、非常に前足が長いというところ。特に上腕骨が肩甲骨よりも長いです。また、指が1本やや捻じれた向きについているということもあり、枝や葉を掴むことができたのではないか、というところから植物食ではないかという見方もあります。
一方でこれとは別の化石からカモのような嘴があったという学説もあり、その嘴の構造から水中の小さな餌を濾しとって食べる濾過食の可能性も指摘されています。ただ、個人的にはこの体のサイズをそれで支えるの?というのはいささか疑問なので、植物食のほうが信憑性があるような。ま、素人の戯言です笑。

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子供の化石も傍に展示されています。これの方が鶏っぽいよ!笑
こちらも実物。そしてガリミムスの名前がついたころから知られている標本のひとつということ。
今回子供の恐竜の化石もたくさん来ていますが、いずれも全体に丸っこい赤ちゃん顔をしているのは興味深いところです。こいつも眼窩が丸くてかわいい♪

<参考>
・「大恐竜展 ゴビ砂漠の脅威」図録/国立科学博物館/2013
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