Don Basilio, o il finto Signor

ドン・バジリオ、または偽りの殿様

かはくの展示から・恐竜展特別編~第9回/ホマロケファレ

このblogは国立科学博物館の公式見解ではなくファンの個人ページですので、その点についてはご留意ください。

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ホマロケファレ
Homalocephale calathocercos
特別展

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今回もまたひっそりとある昔からの有名恐竜のホロタイプ
繰返しになりますが、ホロタイプがこんっなにあるなんて常識的に考えてありえない事態です!

彼らは堅頭竜と呼ばれるグループの仲間です。もう読んで字の如く堅頭竜とは頭の骨が隆起して堅くなっている恐竜の一群です。有名なところだとパキケファロサウルスの仲間。この堅い頭を使って頭突きをしていたのだろうと長く言われて来ていましたが、頭同士を突き合わせると角が目に入るリスクが大きいことや、存外首の骨が脆いところなどから、近年ちょっと?がついています。そうした利用をしないとなると、単なるディスプレイだったのかもしれません。
ホマロケファレは彼らの仲間の中では最も頭の隆起が少なく、平らな頭をしています(そもそも「ホマロケファレ」という名前自体「平らな頭」という意味)。しかも、より進化した仲間では失われた頭の上の方に空いた穴がまだ残っています。こうした特徴から、彼らは比較的原始的な堅頭竜だと考えられています。

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話題が頭に集まりがちな生き物ではありますが、この尻尾もなかなか特徴的で、実際展示を観てみると結構気になります。これは筋肉の一部が骨になったもので、尾の筋肉でこれが起きるのが堅頭竜の仲間の特徴です。比較的古い形を残した生き物とは言え、こうした特徴はきっちり押さえています。

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また、ちょっと見づらいんですが腰の骨を後ろから見てみるとだいぶ左右に幅広な胴体をしていることもわかると思います。横から見るともっとシュッとしてそうなのですが、前や上から見ると結構でっぷりしていたということなのでしょうね。

この仲間はわかっていないことが非常に多いです。基本的にはトリケラトプスやプロトケラトプスを含む角竜に近いと言われていますが…新たな発見があるとそのあたりまた変わってくるかもしれません。
化石がなかなか見つかっていないグループをこうして曲がりなりにも組み立ててあるのを観られるのはめったにない機会ですし、是非お見逃しなく!

<参考>
・「大恐竜展 ゴビ砂漠の脅威」図録/国立科学博物館/2013
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