Don Basilio, o il finto Signor

ドン・バジリオ、または偽りの殿様

TAS(たす)について思っていることとか。

TASについて思っているところを纏めてみようかなーなどと思わせぶりなことを呟きながら大分経っちゃいました^^;書いてる途中でどうしようかなと思ったんだけど、需要0でもないようなんで、一応挙げてみます。

【1】TAS(たす)の概要
まず、TASとはなんぞやと言うことですが、
・公式には“Tokyo Academic Society”、正式には“Totemo Ayashii Shudan”の略称。
・twitter等で集まった古生物、生物を中心とする博物学等に関心がある人向けのオフ会。
・内容は博物館の見学や意見交換、夜の部等、「学ぶ」を「楽しむ」企画。
・知識不問。内容に関心があればこれから勉強したいという方から、バリバリの研究者まで歓迎。
・過去の活動はこちら
といったところでしょうか。

そもそも論を言えば、twitterで宣伝した僕のボランティア・ガイドにフォロワーさんが集まってくださり、折角だからそのあともうちょっと展示観て一杯やりましょうか、と言う部分がスタートです。そのかたちである程度定着しましたが、僕自身は専門的な教育を受けた訳でもないし、フォロワーさんのなかには様々なバック・グラウンドの人たちがいましたから、その人たちの話をむしろ聞きたいという気持ちもあって、意見交換の部を作りました。そういう由来を考えると、TASは「見学」、「意見交換」、「夜の部」の三本柱のそれぞれが大事だと思っています。ただ、みなさんそれぞれ忙しいでしょうし、参加を強制するような種類のものでは全くありませんから、ご自身の参加したい範囲で顔を出していただければ^^

基本的には来るもの拒まず去るもの追わずで、素人玄人いずれも大歓迎、即ち知識不問というのもこの会の原則です。
会の成立時からそうですが僕の気持としては、集団としては濃かったとしても、単なるヲタクの集団とか単なる研究者の集団にはしたくはなくて、もっと開かれた場所、今風のことばで言うならプラット・フォームになれればと思っています。何にも知らなくても、ちょっとでも内容なりTASそのものになりに関心があるひとたちであればどんどん参加してほしいし、参加したら素人とか玄人とか関係なく楽しんで欲しい。楽しみ方は人それぞれだと思います。わからないことを手当たり次第聞くもよし、流れてくる情報をひた すら聞くに徹するもよし。兎に角、参加する以上はその空間を楽しんでってね!って言うことです。『蝙蝠』に出てくるオルロフスキー公爵の夜会みたいなもんですな^^

敢えて言うなら「よし!参加してみよう!」と思うかどうかがTASの唯一のハードルです。逆に僕自身は主催者として、1回参加したひとに「もう一度参加しよう!」と思ってもらえるような会を提供するのが義務だと思っています。

【2】それぞれの企画について
TASの中身について述べて行こうと思います。
(1)見学
上述のとおりTASは博物館をみんなで観ることから始めた経緯があります。
というかそれ以上に、私自身博物館の中身をごっつりと一緒に観てくれる友達というのがなかなかおりませんで、その渇を癒したいという気持ちが強いんですよね笑。専門的な世界では研究の目を以て黙して語らず、まずは淡々と対象を観察するという観方が正しいと思いますし、それができなきゃいけないでしょうが、その一方でよりフランクにわいわいがやがやと観ることを楽しむのも、特に一般のファンにとっては大事だと思うのです。ただ単に楽しいと言うだけではなく、そうすることによって情報交換ができる。お互いの知らない世界を知ることができる。そういう意味に於いて、やはりモノを観に行くということは重要だと思うのです。
これまではどうしても自分のフィールドであるかはくで行うことが多かったのですが、今後はより様々なところに進出していきたいと思います。場合によってはこの見学をメインに据えた「遠足」をやってもいいかなと言う気もしていますが、このあたり参加される方の層によって変わっていくかもしれません^^

(2)意見交換
実はTASを面白くする一番の仕掛けがこれだと思っています。
うまい言葉が見つからず大仰な印象を与えてしまいますが、別に高尚な意見をお互いに述べ合う場ではなく、基本的には話題提供者が準備した何らかのネタに対して、思ったこと・わからないことを思いつくままお喋りする場です。だから提供されている話題にきちんと関係さえあれば、「こんな質問したらレベルが低いかな?」とかそういう邪心は捨てていただいて喋ってもらえれば(笑)大体が僕自身にしても、提供される話題について毎回詳しい訳ではなく、面白そうな話をしてくれそうな人に話を振っているという程度です。肩肘張らずに気楽に話を聞いて、おしゃべりをするぐらいの心持でちょうどいいと思います。人数は場所(博士のシェアハウス)の兼ね合いでいま25人前後、会の性質を考えるとこれぐらいがMAXかなと考えています。

話題提供者については、大きく2つの方針で選んでいます。ひとつは若手の学生、もうひとつはアマチュアの愛好家です。できれば「先生」は呼びたくないと考えているのは、まだそこまでの体力のある団体ではないということ(世話人1人でいろいろやってますしね^^;)ももちろんあるのですが、それ以上に気楽に喋る環境にしたいからです。
若手の学生さんに喋ってもらいたい理由は、このTASの場を人前で何か話す練習に使って欲しいということ。研究者の道に進んで行くのであれば、学会はじめ様々な場で人前で話すことも多くなっていきます。大きな場面でコケないためにもいろいろな機会はあった方がいいし、そういうもののひとつとして有効な場にしたいなと。
アマチュア愛好家というくくりにしましたが、要は研究を専門でやっていない人に喋ってもらいたいというのはもっと単純で、普段喋れない中身を喋って欲しいということです。僕なんかもこのblogを見ればわかるとおりヲタクな訳ですが、例えば僕でも古生物への愛を垂れ流す機会なんてそうそうなくて、世を忍ぶ仮の姿では地味で物静かな普通の事務方です(笑)でも、そういう人たちが観てる世界、普段喋りたくても喋れない自分の世界は、やっぱり面白いんですよね。そういうものを引きだしていく場にしたい。また、ヲタクではなくても業界を別の目線で見ている人(例えばアートの人だったりモノカキの人だったり)から観た世界についても、聞ける場にしたいというのもあります。

意見交換についてのもう一つの方針は、発表の具体的な中身をネット上にオープンにしないということ、つまりざっくり言えばtwitterでの実況中継したり後日blogで詳細で具体的な内容を掲載したりはしないでくださいね、ということです。「ここだけの話」とか「内緒の裏話」みたいなものを聞ける場にしたいというのが、その理由です。変な話公式の場ではないですし、そういうところがやっぱり面白いし、参加する人も聞きたいところではないかと。また、若い学生さんなんかに話してもらう時に、ネットでオープンと言うのはいろいろな意味でハードルが高いと思うのですね。纏めると、喋ってもらうひとに委縮して欲しくない、ということに帰結するのかもしれませんね。逆に聞く側からすると折角ですから、TASに実際参加しているお得感も欲しい。いろいろなご意見はあると思いますし、地理的に遠い人には申し訳ないのですが、以上のようなことで、この場については今後も閉じられた環境にしておくつもりです。

いずれワーク・ショップができる方をお招きしたいという野望もあります笑。いつ実現できるかわかりませんが。

(3)夜の部
これはもっと自由に交流してもらう場面として、個人的には不可欠かと。見学や意見交換では話せなかったことを話せなかった人と楽しく情報交換する場、ということですね^^

【3】運営について
ちょっと上述しましたが、僕が1人で見学場所・意見交換での話題提供の依頼・夜の部の会場の確保・広報活動・参加者数の管理をしているのが現状です。大したことをしている訳ではないですしかなりの部分好きでやってるので、大変で余裕がないということは自分としてはないつもりでいます。とは言え、世を忍ぶ仮の本業やらかはくのボランティアやらなにやらがある中でやっているので、僕自身の余裕のある時にしかできないのは紛れもない事実で、これが必ずしもいいことなのかは、ちょっと考えるところです。仮に将来的にいろいろな理由で僕が活動できなくなったときに、この会は無くなっちゃうんだろうなぁと漠然と考えるとやはりもったいなさは感じますし、当日僕がぶっ倒れたりすると結構おおごとです(前科あり^^;)。やっぱり3人か4人ぐらいでできればベターなんでしょうね。
お金の面については、基本的に割り勘で全てを済ませているので今後もそれでいいと思っています。ただ、話題提供の方に謝礼を出せていないのはちょっとひっかかってはいるのですが…みなさんご厚意で申し訳ないです㎜

…大体こんなところでしょうか。
僕自身としてはみなさんに楽しんでいただければと思って、まずは自分だったら楽しいと思うようなものを企画しているつもりです。ただ現状フィードバックをもらったりしてはいないので、満足度とかちゃんと確認しないとならんかなぁという気もしています。「こんな企画があったらいいな」とかあったら、どんどん教えて欲しいです^^
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