Don Basilio, o il finto Signor

ドン・バジリオ、または偽りの殿様

『注文の多い料理店』

140308_0835~01

『注文の多い料理店』

今年8/9&10で開催される博ふぇすに向け作成。

博ふぇすでは普段どおり動物をはじめとする生き物の小品とは別にいくつか作品を持っていくつもりでいて、そのうちのひとつが連作で構想している『宮澤賢治の世界(仮題)』です。本作はその第1作として作成。
このシリーズでは事細かに賢治の描いた世界を作ることは目指さず、象徴的な一点物でそれを表現できたらと考えています。というのも、賢治の世界を具体的に作るとなるとどっかしらで襤褸が出てくるし、何よりもあの幻想的で色彩感にとんだ世界を内容通りに再現すると、それぞれの人が作品を読んで持っているイメージの“マチ”の部分を侵略しそうな気がするということにもあります。目で見ることによってそのイメージがついてしまうと言いますか。逆にそれが自分のイメージと違うというお叱りも受けそうですし^^;

以前ご紹介したネコはこの作品に向けての習作でした。
『注文の多い料理店』の“店主”に、あの世界は基本的に支配されていて、「風がどうと吹いて」あの世界に一歩入った瞬間から2人の紳士は見張られているのだ、ということで目を作りました。そういう意図なので、ここにひいて来ている一文は世界のはざまにある文を持ってきています。当初は青い紙に黄色いインクでと思っていたのですがうまくいかず、試行錯誤の末、白い紙に青い色と黄色で印刷した文字を貼っています。フォントや字の並びから不安感が出ればと思っているのですが。

140308_0836~01

裏地に金紙を貼ることで形はしっかりと固定されています。これにより紙そのものが丈夫になったので、ネコで口に使っていた部分をそのままひっくり返して台座にしました。あの口があると愛嬌が出てしまうので^^;
スポンサーサイト

折り紙 | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<アルツィーラ | ホーム | オペラなひと♪千夜一夜 ~第六十二夜/奇跡の方針転換~>>

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

| ホーム |