Don Basilio, o il finto Signor

ドン・バジリオ、または偽りの殿様

『セロ弾きのゴーシュ』

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『セロ弾きのゴーシュ』

引き続き博ふぇすに出展予定の連作『イーハトーヴの旅』のための作品を。
今回の作品は『セロ弾きのゴーシュ』です。

ご覧いただければわかるとおり、先日の屏風の虎とほとんど同じ折り方をしています。実は構想としてはこのゴーシュが先にあって、習作を重ねる中で生まれたのがあの作品なのでした。

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で、ゴーシュと言えばセロ即ちチェロだとか、作中に出てくる野山の生き物とかいろいろいるのに、これは一体何なんだ?って話だと思います。
イメージしているのはゴーシュが猫の夜とアンコールで弾いたとされる“印度の虎狩り”という音楽です。この作品架空の作品なのですが、ゴーシュが耳栓をして弾いたり猫がこれを聴いてエラい目に遭ったりするところをみるとかなり強烈で猛々しいものなのでしょう。また、ゴーシュ自身がチェロを弾く場面で「虎みたいな勢いで」という比喩が使われているのも何となく示唆的です。

その楽譜の中に描かれた虎の姿を作ってみたところです。
楽譜には、賢治が積極的に学んでいたとされるエスペラントで“印度の虎狩り”と記されています(文法に自信がないけど^^;)。

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楽譜から飛び出した虎の身体にはL.ヴァン=ベートーヴェンの第6交響曲『田園』のチェロの楽譜を写譜して使いました。
これはゴーシュの所属している金星音楽団が練習しており、ゴーシュが酷く苦労しているのがこの作品だから。結構写譜が骨でしたw
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