20152015-01-01 Thu 21:21
あけましておめでとうございます。
今年はいろいろとバタバタする予感がありまして、更新が減るかもしれません。 でも、見てね(笑) ![]() 例年同様年賀状用の版画でございます。 今年はね、ストレートに「未」作りました!偶には普通のものをネ、偶には^^ いえ、やっぱり「干支と古生物」ですwww さっきのやつをこう、ぐりっと縦にしてみるとですね。 ![]() アンモナイト Ammonite はい、アンモナイトになりました!\(^0^)/ 古生物ファンの方はやっぱり今年はこのネタは多かったですね~だまし絵にしてみたんですが、ちょっとベタだったかなあ^^; アンモナイトっていうのは個別具体的な種類の名前ではなく、語弊を押して言ってしまえば犬とか猫とか、古生物で言えば恐竜とか三葉虫とかっていうのと同じような総称です。軟体動物と言われる貝やイカ・タコの類のグループで、貝殻を持ってはいるもののイカ・タコに近いとされています。ちなみに、貝殻を持っているイカ・タコの親族はアンモナイトに限らず現生のオウムガイや、アンモノイドと呼ばれる連中などアンモナイト以外にもいろいろといたりします。 大変有名な古生物ではありますが軟体部分の情報は殆ど得られていません。脚の本数がいくつだったかすらよくわかっていないんですよこれが^^;ので、まあだまし絵にしやすかったんだけどねw 実は「アンモナイト」という言葉自体が羊と大変所縁の深いもの。 「アンモナイト」というのは「アモンの石」というような意味です。アモンはアメンやアムンと呼ばれることもある埃国神話に於ける主神です。多くのファラオの名前にはこの神様の名前が入っていて、例えばツタンカーメン(トゥト・アンク・アメン)なんかは有名なところ。この神様はいろいろな姿で描かれるんですが、その中に牡羊のものもあるんです。で、アンモナイトの殻をアモンの角に見立てて命名されたという訳です。 名前がついた段階から「羊の角に似てるね!」と思われていた、となるとやっぱり今年の年賀状にはぴったりかなと^^ ちなみにアンモニアは、このアモンの神殿の近くで塩化アンモニウムが沢山採れたことに由来するのだとか。意外と多方面で科学用語になっている神様です。 スポンサーサイト
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