Don Basilio, o il finto Signor

ドン・バジリオ、または偽りの殿様

昆卡獵龍図

1437432007196.jpg

昆卡獵龍図
Konsôrôryû-zu (Concavenator corcovatus)

日本画を志向した作品を青蛙櫻枝と連続で作ってきました。
3作目にあたる本作では、これまでの日本画で少なからぬ作例のある主題から離れて実験的に、自分にとって愛着のある古生物の作品を作ってみました。
コンカヴェナトールは以前一度作品にしています。今回はその時の作品をベースにしながら、5月に実際に大阪で観た実物標本を参考に改良しました。ポーズもいろいろ考えたのですが、その時の標本の姿勢にするのがベストではないかと思い、この構図に。

1437432015068.jpg

前肢後肢ともに両方は出ていませんでしたが、ここでは作品としての動きを持たせるためにこのような形にしてみました。
参考にした標本には驚くべきことに後ろ足のパットがあり、それを最低限の折りで表現すべく、足の裏が少し厚めに見えるようにしてみました。また、恐らく原始的な羽毛が前肢にあったということで、こちらもすこし太めに表現しています。前肢はここまでふさふさは多分していないようにも思うのですが、かと言ってよく復元が出見られるような細い毛を何本か生やそうとすると、作品として小うるさくなってしまいそうな気がしたので、このかたちに。

1437432022362.jpg

旧作から一番手を加えたのがこの帆の部分で、サイズを少し小さくし、位置を腰よりもやや顔方向に寄せるようにしました。標本を見るとこの帆の後、腰の部分のみ一段低くなって尾からまた少し背が高くなります。実際にはこの部分が凹んで見えるということは考えづらいかなとも思うのですが、敢えてそうなるようにしてみました。
また目の後ろのところにも骨の盛り上がりと言いますか塊があるため、そこの部分も手を入れてみています。
スポンサーサイト

折り紙 | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<オペラなひと♪千夜一夜 ~第九十二夜/華ある歌姫~ | ホーム | 櫻枝>>

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

| ホーム |