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束柱の頭

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束柱の頭
A skull of a desmostylus

先日から作っている哺乳類の頭シリーズ、5つ目は絶滅した奇獣デスモスチルスです。

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以前全身の復元を作ってみましたが、そのころからいつかこいつは骨を作ってみたいと思っていました。
というのも彼らの持つ多くの奇妙な特徴の中でも最も謎めいているのが、その歯だからです。

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多くの哺乳類がかなり凸凹した歯を持っているのにもかかわらず、彼らの歯はつるつるしていて円柱を束ねたような姿(古生物に詳しい人の間では「のり巻き束ねたような」という定番フレーズがありますが、ふつうのり巻きなんざ束ねませんよねw)。
デスモスチルスという学名もそこに由来しています。

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とはいえ口の奥まった位置にある歯を全身復元で折りだすのはあまり意味がないと言いますか、見えるはずがないものを見せてもなあというところがありまして、作るなら歯なり頭の骨なりというものにしたかった訳です。
この歯は束ねられたのり巻き数本分で1本の歯になるので、この頭についているのは1本分の歯というイメージです。本来ならもう何本か生えていますし頭に対する歯のサイズも大きいのですが、私の技量による部分が半分と、たくさん歯を作ると却ってこの歯の印象が薄れそうな気がしたので、このような形にしてみました。
まあ化石の場合往々にして歯が抜けてることもありますしね。

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実はかなり滑り込みでこれは昨日の夜できたのですが、明日から始まる神保町ヴンダーカンマーに出品します。
ヒトゾウウシウマも併せて展示します(販売はありません)。
また、7/29&30には所属している博物倶楽部で大人向きのワークショップを行いますので、こちらもぜひお立ち寄りください!
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