Don Basilio, o il finto Signor

ドン・バジリオ、または偽りの殿様

暴れ牛

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暴れ牛
Tauros

またまた随分と更新が止まってしまっていました^^;
これまでリザードンフシギバナ、カメックスニドキングギャラドスとポケモンを作ってきました。初代のポケモンのデザインは今見ても素晴らしいなあと舌を巻くのですが、今回はその中でも私が最も好きなケンタロスに挑んでみました。

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初めてポケモンに関心を持ったのは小学校4年の頃だったと思います。同級生が151匹のポケモンが描かれた下敷きを持っていたのですが、その中で目が吸い寄せられたのがケンタロスでした。図鑑では後半の方、「しんか」もしませんし、そもそもゲットが難しいというのもあって、当時は一般にはサファリゾーンにいる珍しいポケモンと言う程度で、今一つ地味な存在だったように思います。その能力値の高さや覚える技のバラエティから全国大会レベルのプレーヤーが愛用するようになり、初代最強のポケモンのひとつと言われるようになったのは、かなり後年のことです。それでも、アニメでもエピソードで扱われたというより舞台装置的な役割でしたし、なかなか注目もされなければグッズもほぼ皆無というキャラクターでした。

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リザードンを作ったときから、注目される人気のあるポケモンももちろん作りたいけれどやはり自分のお気に入りのケンタロスはいつか形にしたいという思いは常にありました。一方でその思い入れが邪魔をしてなかなかアイディアが纏まらず、懸案事項として頭の中に引っかかっていたところ、途中でニドキングやギャラドスの方がより先に形になったのでした。

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苦戦したのはケンタロス最大の特徴である3本の尾。実際のウシ科でこんな特徴を持っているやつはいませんから、いつも偶蹄類を折る時の戦略では全くうまくいかず……結果的に僕にしてはかなり珍しいことですが、尻尾と後半身から全身をまとめていきました。
そんなわけで、いつもとはちょっとタッチの違った仕上がりになっています。

(関係ないですけどポケモンgoでケンタロスが米国限定と言うのがとても悲しい。。。)
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髑髏

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髑髏
Skull

また暫く空いてしまいました^^;
折り紙も作っているし、オペラも聴いているのですが、どうもなかなか更新できません。

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ちょっと普段とは毛色が違いますが、骨のモチーフのものはいつか作ってみたいと考えていました。生きている生き物はもちろんかっこいいものですが、骨にはまた別の魅力があります。骨格標本や化石の持つ科学的精巧さがありながら退廃的な美しさを形にしたかった。

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とは言え今回もまた苦戦しました苦笑。出っ張りがたくさんある一方で、あまりゴツゴツと無骨に作ってしまっては優美で繊細な骨の魅力が表現できない。ご覧のとおり蛇腹で作っていますが、何等分が最適なのかでまず悩みました。或る程度方針が見えたあとは、どう纏めていくかに苦戦。ちょっとバランスが変わるだけでヒトではなく化石人類のような容貌になってしまうんですねこれが^^;
正直なところ今回アップしているものも、解剖に詳しい方からするとHomo sapiensからは程遠いよなあと自分の観察力と表現力のなさを痛感しております。。。

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作ったの自体は実は昨年の暮れぐらい。藝大の自在置物展を観た際にあった髑髏と蛇の置物から着想し(最も着想こそしたもののその作品の出来はあまりいいと思わなかったのですが)、もっと規模の大きい作品を構想していていました。で、そのための本折としてこいつを拵えたのですが、先日草間彌生を観に行って、ちょっと方針を変えようと思いまして、こちらは単体のものとなったのでした。
そちらの方はまだできておりませんのでまた後日。。。(いつになるかわかりませんが汗)
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蒸気機関車 ver.2016

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蒸気機関車 ver.2016

再び式で展示した作品を。
とは言え改めて記事にしているものの、折り紙部分自体は過去に「蒸気機関車」、「銀河鉄道の夜」で製作したものから大きな変化はありません。(久しぶりに折り直したこともあって細かい部分は結構変わってはいるのですが……その、折り方を忘れてww)
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今回の展示をするにあたっては、「鯨鉢」でもそうですが折角ならば観ていただいたみなさんの予想を裏切るようなものを作りたいと思っていました。
思いついたのが、動く折り紙。

羽ばたく鳩やピョンピョン蛙など動かして遊べる折り紙は少なくないものの、折り紙が動いているという状態は多くの人にとって非日常の、ちょっとびっくりするようなものになるのではないかと思ったのです。
とは言え(少なくとも私の頭では)折り紙だけ、紙だけから何らかの動力を発生させる方法はとても無理(苦笑)

そこで、白羽の矢を立てたのがプラレールでした。
そもそも「蒸気機関車」は車輪を作らず、プラレールの外側のような形を目指して作ったもの、中身は空洞になっています。これに見合うようなプラレールを買ってきて合体させれば話は簡単だろうとたかをくくっていたのですが、実際にはプラレールの台車に見合うようなサイズの紙を探したりスイッチの位置に難渋したりと考えていた以上に厄介な点が……結局スイッチを入れた後で走る台車の上に本体を乗せるという荒業を採用しましたw

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余談ですが子供の頃買ってもらえなかったプラレールは憧れでした。まさか大人になって初めて自分で買ったプラレールをいきなりばらして使うことになるとは……笑。
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鯨鉢

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鯨鉢
Kujira-bachi (Whalebowl)

再び式に向けて作ったもの。
金魚図のときに妻から、「金魚鉢で泳いでいるように見える作品ができたら面白いのではないか」という提案を受けて作ったもの(ちなみに金魚図も展示しました)。
こちらの写真は当日のもの。

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「泳いでいるように見える」ようにピアノ線か何かで金魚鉢の中に固定することもできたのですが、折角ならちゃんと泳がせたいと思い、この折り紙の鯨は実際に水中に浮かべています。
後述する鯨そのものも新作で、これ自体は思ったよりも早くイメージ通りのものができたのですが、紙の選択がやはり非常に難しかったです。最初に考えたのはレジンコーティングですが、作ったものをコーティングするのでは塗り切れていないところから絶対に浸水すると思い、まずは正方形の折り紙の段階でレジンを塗ったものを作ってみたのですが、やはりかなりの勢いで浸水して断念。次には紙ではない薄いものならどうかと不織布を使ってみたものの、こちらは整形が上手くいかず。
最終的には表面が撥水の塗料(漆っぽいやつ)で塗られた和紙の裏側を黒の油クレヨンでありったけ塗りたくって使っています。クレヨンは非常に優秀で、事前に2回ほど8時間ほど水につけておきましたが全く問題なく、当日も12時間以上平気でした(とは言え、ずっとつけておくと劣化が進むのは間違えないので、現在は水を抜いて置いてありますが)。

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コンセプトとしては「鯨の棲む海の生態系を金魚鉢に閉じ込める」ということで、海らしさと金魚鉢のイメージとの交錯した世界を狙いました。ビー玉も貝殻も金魚鉢によく入れるアイテムですが、ビー玉は海らしい水色、貝は海のものをそのものずばり用いることで、そうした効果を出そうとしています。

最終的には良い意味での倒錯した魅力を出せたかなと思う一方、これを写真で伝えるのはなかなか難しく^^;
上記3枚はプロの手によるもの。流石、の一言です。

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中に入れた鯨は完全に新作。
マッコウクジラやナガスクジラ、セミクジラもそれぞれの魅力があるのですが、今回は絶対ザトウクジラ!と決めていました。長く優美な前脚が、金魚鉢に入れたときに映えると思ったからです。

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黒いものなので写真だとうまく伝わりませんが、喉元の部分は実際のザトウクジラ同様蛇腹にしてあります。
実は当初やたら紙が余ってしまって難渋していたところ、ここも妻から「本物に寄せて蛇腹にしちゃえば?」と言われてはたと気づいてこのように纏めた次第です。
ちなみに、喉の部分が蛇腹になっているのは髭鯨だけで、マッコウクジラのような歯鯨にはこのような構造はありません。
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酉/鳳凰




TORI (Gallus gallus domesticus)

2017年も無事に明けました。
昨年はあまり更新できませんでしたが(特にオペラな人)、今年こそは!と思っております。

今年は喪中で年賀状を出さなかったので、干支と古生物は中断。但し、毎年折っている干支の折り紙は今年も準備しました。



鳥は苦手なモチーフです。
苦手というより羽毛をどう表現すべきか自分の中で見えていなかったという方が正確かもしれません。そんな訳で今回はかなり苦労しました。何だかんだ他の方の作品を参考にしながら、蛇腹で纏めてみました。新規性はないなあと思いつつも、まずは纏まったかなと思います。



蛇腹を使って背中側の羽毛も表現しています。
全体には軍鶏のイメージ。



鳳凰
Phoenix

で、いくつか作っているうちに比率を間違えてできたのがこちら(^^;
まあ酉をいじっている途中でいずれ作ろうと思ってはいたので、結果オーライということで笑。



思った以上に身体が膨れてしまって、纏めるのに難渋しました。タントは好きな紙なのですが蛇腹をやるにはちょっと固すぎるな。



それでも意外と纏まったので一緒に挙げてみます。
妻には「オヴィラプトル......?」と言われてしまいましたが(^^;確かに行けそうw
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